LIF-59 ICOM version

 ICOMのトランシーバー(CI-V)でVL-1000のバンド自動追従Interface LIF-59 ICOM Versionを作りました
                                    最終2021.3.16

[2021.3] 要望があるのでICOMのトランシーバー(3.5mmΦジャックのCI-V)でYaesuのVL-1000をAuto Trackingする
      Interface基板を作りました。
ICOMのトランシーバー(3.5mmΦジャックのCI-V)から送りだされる表示周波数とモード情報を抽出して、YaesuのVL-1000用に
4Bit_BCDバンド情報を出力する。
さらに、表示周波数とモード情報を別PortのCI-Vで放送する。これは、 各種のリニアアンプ、周波数自動Trackingアンテナ
(SteppIR-SDA100等)アンテナ自動切替機等を連動させる用途です。
 [2022.12]DIN8クネクタのU型が市場になくなったので止むなく次のロットからは、C型を使います

1.仕様
 (1) ICOMのトランシーバー(3.5mmΦジャックのCI-V)(以下、TRX)の表示周波数と ModeをICOMのCI-V(周辺機器用)と
    Yaesuの4Bitバンド情報に変換して出力する。 周辺機器用CI-V出力端子には、複数の外部機器をパラ接続できます。
 (2) USB-仮想シリアルport(VCP)を内蔵し、PCのLog-soft等も同時に使える。
 (3) ICOMのトランシーバー設定でトランシーブモードにすることが必須。
   (このInterface基板からTRXへの情報要求は行わない)
 (4) TRXから放送されるCI-V情報で、運用周波数とモードを16文字×2行の液晶表示を行う。
 (5) VL1000のチューン出力(F-set/Tune)は、CI-Vに適当なコマンドが見つからないので使用しない。
 (6) 動作用電源は、原則としてUSB5v電源を使用するが、ショートピンの設定で外部電源(DC8~15V)でも可能。
 (7) Yaesuの 4Bitバンド情報は、CPUの出力PINを直接出しています。異常電圧を加えると壊れる恐れあり。配線には注意です。
2.概要
 必要な方に頒布する基板はこんなのです


 ICOMのTRX-3.5mmΦCI-V接続=右上の[ICOM-TRX]、VL-1000接続=左下のYAESU(A,B,C,D,Gnd)
 周辺機器に周波数とモードをCI-Vで放送=左中央のExt[CI-VとGnd]


3.PCに接続してもDriverなしで新たなSerial-portができない場合
 自動でDriverがInstallされなかった場合は、次のURLからDriverのInstaller(ZIPの場合もあります)を取ってきて、
 DriverをInstallします。
  http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm
  https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/

4.頒布について   在庫残4個
  [2024.1.26]5個追加作成。
  私が頒布するものは、回路設計から制作までのすべてが私の手作りです。
  頒布は、完成基板+必要なコネクタ一式(2.1mm電源コネクタ1個、3.5mmΦジャック2個、DIN8PinUメス)
   +USB(A-B)ケーブルで、組上げは、皆さんにしていただきます。
  頒布費用は、 送料込¥10K です。
  連絡は、Emailで、氏名、call-sign、郵便番号、住所、電話番号、Transceiverの機種、液晶表示パネルの色(青/緑)
       を連絡ください。
   Emailでの連絡は次のリンクから   ホームページからの連絡・申込 ←クリックして!!
    クリックしてもメーラーが起動しない場合はアットマークを変更して次のアドレスに送ってください。
     ja4buaアットマークict-kuwa.net
4. VL-1000への接続
 Band-data(6Pin端子)の左から1~4PinがA,B,C,D、5Pinは使わない無接続、6PinがGND。VL-1000に付いているCableで接続
 PTTとALCの配線は自己解決です。
 資料は次のLINKにPDFファイルを置いています。
 [接続説明書]   [基板回路図]